
ねこぶだしと白だし、実は「まったく別モノ」です
「ねこぶだしって白だしの代わりになるの?」
「そもそも、どう違うの?」
そんな疑問を持つ方に向けて、この記事では「ねこぶだし」と「白だし」の違いを成分・味・用途・価格の観点から徹底比較!どちらをどの料理に使えばいいのか、実際に試してわかったおすすめの使い分け術までご紹介します。

白だしとは?特徴と使い方
白だしは、昆布やかつお節などで取っただしに、薄口しょうゆやみりんを加えて調味された、すぐに使える液体だしです。色が淡く、素材の色や風味を活かしたい料理に使われるのが特徴です。
白だしの主な特徴
- だし+調味料がブレンドされた「調味済み」だし
- 薄口しょうゆベースで色が淡い
- 味はやや塩気が強め
- 調理に手間がかからない
白だしが活躍する料理例
- 茶碗蒸し
- だし巻き卵
- 炊き込みご飯
- お吸い物
- 野菜の煮びたし
ねこぶだしとは?白だしとどう違う?
ねこぶだしは、北海道産の根昆布を細かく砕いて抽出した、天然の旨味だし。梅沢富美男さんが紹介して話題になり、楽天グルメ大賞も受賞しています。
ねこぶだしの特徴
- 根昆布そのものの旨味を凝縮
- とろみがあり、コクが強い
- 塩味は控えめで素材を邪魔しない
- 和食以外にも幅広く使える

白だしとの最大の違い
比較項目 | ねこぶだし | 白だし |
---|---|---|
原料 | 根昆布(昆布特化) | 昆布・かつお・薄口しょうゆなど |
味 | とろみ+深い旨味 | 塩気+あっさり |
色 | やや濃いめ | 非常に淡い |
用途 | 万能(煮物・炒め物など) | 上品な色仕上げに最適 |
塩分 | 少なめ | やや多め |
保存性 | 高い(冷蔵推奨) | 高い(開封後冷蔵) |
成分・味の違いを比較してみた
✅ 成分
ねこぶだしは「根昆布」が主成分。ネバネバ成分のフコイダンやミネラルも豊富。
白だしは「昆布+かつお+調味料(しょうゆ・みりん)」がベースで、だしと調味が一体化。
✅ 味わい
- ねこぶだし: 旨味が濃く、甘みもほんのり。とろみで舌に残る余韻。
- 白だし: 塩気が前面に出て、出汁の風味がやや軽め。色を活かす料理向け。
どちらがどんな料理に合う?おすすめの使い分け方
料理ジャンル | ねこぶだし | 白だし |
---|---|---|
卵かけご飯 | ◎ | △(塩辛くなる) |
だし巻き卵 | ◎ | ◎ |
煮物 | ◎(コク重視) | ◯(色重視) |
お吸い物 | △(濃くなりすぎる) | ◎ |
野菜炒め | ◎ | △ |
洋風・中華 | ◯ | △ |
👉 結論:
濃い味・コクを出したい料理には「ねこぶだし」
上品な色や香りを活かしたい料理には「白だし」
コスパ・価格帯・保存性の比較
- ねこぶだし(450ml): 約900〜1000円(6本セットで5,190円ほど)
- 白だし(500ml): 約300〜400円(市販品)
📌 白だしの方が安いですが、ねこぶだしは希釈不要&少量で味が決まるため実質コスパは良好。保存も冷蔵庫で2〜3ヶ月は問題ありません。

まとめ|料理によって「使い分け」が最強!
ねこぶだしと白だしは、どちらも便利な液体調味料ですが、役割は異なります。
- 深い旨味+万能感 → ねこぶだし
- 色や香りを活かした繊細な料理 → 白だし
両方をうまく使い分けることで、料理のバリエーションがぐっと広がります!
ねこぶだしが買えるお店についてはこちらから〜!